10月最後の一週間、東京の内幸町ホールで松竹新喜劇番外公演として、新喜劇の名作「鼓(つづみ)」を上演。
漫才師の師匠と弟子の愛情がテーマの人情喜劇。
寛太郎はかつて寛美先生が演じた役を演じましたが、この芝居は主役で師匠役の八木五文楽さんの奔放で意地っ張りなのに憎めない絶品の演技があってこその舞台。
観客の皆さんは「師匠が可愛い」「泣けた」「喜劇の王道」と素直に上方喜劇を楽しんでいただけました。
そのお陰が八木さんは「文化庁長官賞」を受賞!
今年80歳の八木さんは芸歴70年という上方喜劇の名優で、同業者(役者)のファンが多い貴重な喜劇役者。
この受賞は寛太郎が今年一番嬉しかった演劇ニュースです。
寛太郎、仕事中です(1999.10月)