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千穐楽

千穐楽

2000年4月25日寛太郎日記

千穐楽です!
芝居もハイテンションの中無事に終わりましたが、上岡さんの引退の挨拶はいつもと違ってジ〜ンとくるものでした。
いつもなら、「私は引退します!桜とともに散ります。
初代上岡龍太郎!(大爆笑)二代目襲名の節は何卒宜しくお願い致します!」というヒネリの効いたものでしたが、今日は一切笑いを入れないまま。
だから余計に「未熟なままで…」の一言が心に残りました。
特別ゲストは桂米朝さん。
花束を持って登場されたものの「これ楽屋で余ったんで」とジャブを一発。
でも、挨拶の時は声をつまらせてはりました。
ざこばさんも始終、泪でぐしゃぐしゃ…お客様も出演者ももらい泣きの千穐楽の松竹座でした。
上岡さん、40年間、本当にお疲れ様でした!
P.S.楽屋へもどるエレベーターの中で「ここまでしてもらえて、嬉しいなあ…。けど、こりゃほんまに引退せなあかんな…」と、もらす上岡さん。どっちでんねんな、ほんま?

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